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外周線との景色を変えるために駅周辺を
2cmかさ上げします。
勾配によって影響があるのか、試運転して
確認します。
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左の崖の上には、駐車場もある展望台を
設けたいので、そこに視線を合わせてカット
範囲を決めました。
渓谷は入り組んだ風景にしたいです。反対側の
橋梁はこちら側からは見えにくくします。
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勾配は、40cmの距離で2cm上がりますので
5%の急勾配ですが、ハイモは超低速でぐん
ぐん登っていきます。
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フィーダー線路の下に穴を開けました。
下が空洞なので良かったです
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トンネルポータルを置いてみてトンネルの
位置を決めて行きます。
あんまりトンネルを長く取ると、メンテナンスが
しにくかったり、特に内周線は基本1両運転な
ので、止まった時がこわいのですが・・・
逆にトンネルが短いと、トンネルの上の山が
長細くなって貧相になるので折り合いが難しい
です。
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スタイロフォームを固着します。
接着剤は木工用ボンドの速乾を使いました。
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四隅に貼る台枠ですが、4mm厚
のスチロール板を使います。
ペラペラで強度が心配されそうですが
四隅に固定すると意外にしっかりする
のは、JR狩伊奈線で実証済です。
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四隅をそれぞれ描きました。
イメージなので作業を進めるうちに
多少はずれてくるのですが、後で
どうにでもなるので気にしません。
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台枠を下敷にして、乾燥するまで
レイアウトを立てて、上には重い本を
数冊乗せています。
それでも固着する迄2時間ぐらい
かかります。
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台枠の固定には、木工ボンドを使います。
発泡スチロール用のボンドを使うのも
いいのですが、何か木工ボンドが好き
なんです。
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JRの電化された亜幹線という想定の
外周線のトンネルポータルは、津川
の単線用を使用します。
タルレッドで塗装後、パステルでウェザリング
しました
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内周線は非電化のローカル線です
ので、グリーンマックスのポータル
を使いますが、こんなに大きさが違う
んですよね。
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津川洋行って、なんて気が効くんで
しょうか。
内壁がおまけで付いてますよ。
これは嬉しい!
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サイドの台枠に黒画用紙を張ってみると、
トンネル内は真っ黒になりますね。
内部が見えると興ざめですからね。
地面の黒い部分とトンネルを
固定しました。
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線路の塗装は、毎回筆塗りをしていま
したが、良いアイテムを見つけました。
トミーのペイントマーカーです。
黒系サビ色、赤系サビ色、黄系サビ色
の3本がセットになっています。
レールのサビ塗装表現に最適ですと
書いてあります
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今までの筆だと、濃くなったり薄くなったり
枕木に塗ってしまったりしましたが、これは
線路のサイドのへこみに合わせれば、塗り
ムラもなく綺麗に塗れます。
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内周線の内側の地形をざっくりカット
しました。
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坂道の両側にでっかい壁ができた
感じなので、実際車で走っている
と想像すると、何だか怖いな
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道路の塗装には、タミヤの情景テクス
チャーペイント、路面用を使います。
道路は工作用紙の裏側を使用しました。
幅広の筆で塗装します。
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取り外し式のトンネル上の山は、成型して
道路と繋げます。
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トンネルの上に大きめのスタイロを乗せて
両側の台枠に合わせて、ざっくり削って
いきます。
その後はトンネル上の地形がふしぜんに
ならない様、細かく削っていきます。
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中央に、道路を作っていきますので、まず
道路部分をマジックで書き、それに沿って
道路部分を縦にカットします。
真ん中だけを取りだして削り、基に戻す
と、道路が出来ました。
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駅を設置します。
内周線はR150という急曲線でSカーブ
もあるので、車種が限られてしまいます。
三陸鉄道の18m級2連も脱線してしまう
ので、16m級の単行がベストです。
それならと、ジオコレの駅Gを選びました
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駅舎は箱状態になっているので、窓ガラスと
仕切りをはめ込むだけです。
待合室に乗客2名と駅員を入れました。
ホームは黄色の線が綺麗に印刷されており
柵やミラー、街灯等もはめ込んで完成です。
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横の外れる山とも違和感がない様に
そして車両に当たらないように確認も
しました。
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渓谷が良く見える、レイアウト中央の高台
に展望台を作ります。
0.5mmのプラバンにジャーマングレイを
塗って展望台スペースに貼り付けました。
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展望台といえば、自販機がある休憩スペース
なので、ジオコレの自販機を組立て設置しま
した。
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展望台の手摺にはKATOのガードレールの
おしゃれな方を使用しました。
支柱の位置を確認しながらピンバイスで穴
を開けてい来ました。
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以前買っておいた小振りのベンチで、6個
固定しました。
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エクセルで作った看板と妻楊枝で、展望台
に設置する大きな看板を作ります。
渡らずの橋は、第六水窪橋梁というらしい
ので、架空の渓谷は水窪渓谷と名付け
ました。
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渡らずの橋の外周線の橋台はトミックス
のレンガ橋台を使用します。
合わせてみると、9cmでぴったりです。
上部の穴は木粉粘土で埋め、外周線
の4か所のレンガ橋台は、ドライブラシ
をかけ、パステルで汚しました。
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内周線の橋台はヒノキ材の上に、ジオコレ
の石垣模様をモールドした板材を使いま
した。
ヒノキ材をニュートラルグレィで塗装し
石垣材は上部に貼り付けました。
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渡らずの橋の橋脚の下にはめる土台の
位置決めの為に、橋を組みたてます。
橋脚の上部にジョイナーをはめ込み
トラス橋の溝に滑りこませます。
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川の深さを5mm取っているので橋脚
の所で5mm下がります。
その為に橋脚の底に貼り付ける土台を
探していたら、ホームセンターでぴっ
たりのを見つけました。
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橋脚の位置決めをした後、コルク板の
土台を固定します。
作業中は橋はじゃまですが、いつでも
これで戻せます。
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鉄橋の塗装を行います。
6本の鉄橋を分解しました。
直線はネジ止めですが、カーブ鉄橋は
ツメで止まっているだけです。
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デッキガーダーをマスキングして塗装しま
した。上部は艶消しのタルレッド、点検用
通路の踏面はタンです。
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軌道部分は中央をマスキングし艶消しレッド
ブラウンに塗装しました。
黒のままより良い感じ。
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デッキがーダーのサイド部分は、薄茶、こげ茶
オレンジの3種のパステルでウェザリング
しました。
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橋脚に装着する6角形の点検用通路。
内側はレッドブラウン、外側は灰緑色。
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プラレール風の真っ赤なKATOのプレート
ガーダー鉄橋は固定してしまったのですが
落ち着いた色調にしたく、マイカレッドに
塗装しました。
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川は静、渓谷は動と明確に変化を付ける為
渓谷は段のついた急流を表現したいと思い
ます。
その為、渓谷の奥をかさ上げしていきます。
トレーシングペーパーで形取をした
3mm厚のスタイロフォームを渓谷の
一番奥にはめ込みます。
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変な形ですが、波があちこちにぶつかって
という所も表現したいです。
低い所から順に削っていきます。
右側には小さい滝を作りたいです。
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場面は変わって、川沿いです。
擁壁を考えます。
内周線のここの高さは、実物換算で15m。
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擁壁はすべて塗装の上ウェザリングを
実施しました。
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ゴム製のシリコンモールドにプラスターを
流し込み、岩盤を量産しました。
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こちらは渓谷の外側で、線路との間の
隙間は、紙ねんどで埋めています。
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取り外し式トンネルの地形は、出来る限り
軽量化にするために、試しにダイソーの
木粉ねんどを使います。
薄く伸ばしやすく、軽くて薄茶色です。
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駅周辺の地形からKATOのプラスター
クロスを貼り付けていきます。
ガーゼ状の素材なので穴だらけです。
水でジュクジュクに濡らした筆でこす
ると、穴がうまっていきます。
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穴が埋まりにくい時は、プラスター
の粉を付けて筆で広げます。
でも表面はテカテカです
プラスタークロスを全体にぬらした後に
茶こしでプラスターを撒くのも良いです。
てかてかはなくなります。
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渓谷側のクロス張りは、ここまで出来
ました。
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トンネル周辺です。
同時にレンガ橋台を固定します。
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渓谷に並ぶ岩盤を塗装します。
塗装には水性アクリルガッシュを使用します。
この絵の具の特徴は、水で薄める事ができ
て乾燥すると耐水性になり艶消しになる所。
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5色を紙コップで20倍以上のシャバシャバに
薄めます。
塗り重ねると自然な色になります。
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渓谷の両向かいの岩盤の塗装が終了。 |
地面の塗装が完了した川側の俯瞰です。 |
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パウダー散布を開始しました。 |
パウダーは茶系3種から緑系3種のパウダー
を散布しました。
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内周線と外周線の駅付近の真ん中の土地は
菜の花畑にしたいと思います。
土台にフォーリッジを使用しました。
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緑から一気に黄色になりました。
風景に飽きて来たら、違う花を植えます。
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取り外せる山には沢山の樹木を植えます
ので量産していきます。
まずは広葉樹の樹木キットの形を整えます。
ジオラマ糊を塗って15分程で透明になる
そうです。
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クランプフォーリッジを使って製作した広葉樹
に、KATOの新シリーズの木の葉を使って
よりリアルに市上げます
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ジオラマ糊を塗って乾燥した枝に、オランダ
フラワーからちぎった枝を合わせて貼り
付けます。
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タッパーに入れた木の葉に突っ込みぐりぐり
した後、まんべんなく振り掛けます。
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渓谷の上には、ファインリーフフォー
リッジを使用した広葉樹を植えました。
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針葉樹の製作ですが、一番小さい
サイズのキットを使います。
1本1本ネジって、ジオラマ糊を
幹や枝に塗りこみました。
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取り外し式のトンネル上には、40本
以上植えました。
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目線を下げると、遠近法のような
光景が。奥に行くほど狭くなって
いく道路。
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こちらはフォーリッジで外れる山
との境界線をわからないように
しました。
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この山は渡らずの橋から見ると
一番奥の遠景なので、フォリッジ
クラスターをちぎって形を整え
ました。
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川のイメージを水色の画用紙で
作ってみました。
黒く丸い物は橋脚の土台で、固定して
あります。
作業中に橋脚を外しても元に戻せる
目印になっています。
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渓谷は真ん中付近で段差をつけて
いるので、上下で別々の作業になる
予定です。
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小石を敷き詰める前に、再度木工
ボンドで隙間を埋めて行きます。
水の素はどんな小さな穴でもそこから
漏れて大変なことになりますので。
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ボンド、小石、ボンド、小石と、少し
づつ作業を進めていきます。
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ケガキ線の内側は小サイズの小石を
敷きつめますが、ここは川の中になり
ます。
川の両端はほとんど流れがないので
川底が見えるようにします。
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木工ボンド水溶液を作って、小石に
染み込ませます。
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川の小石の敷き詰めは完了しました |
川はそこそこ深くて川底が見えないが、
渓流はそんなに深くなく川底が見える・・
この境目をどうするか、実際見たことない
ので想像の域なんですけどね。
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さあ、川の塗装にかかりましょうか。
出来上がりを想像するとテンションが上がり
ますが、油断すると何かやらかすので
注意が必要です。
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川の塗装には、水性絵の具のガッシュを
使用します。
右の緑系と左の青系を数種類混ぜて
使用します。
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私のやり方は、薄めに溶いて何度も塗り重ね
ていく方法です。
その間に、緑系と青系の配合を変えて深い所と
浅い所を塗り分けていきます。
ちなみに、川の方は緑系、渓流は青系に分け
ようと思っています。
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やっぱりスチレンボードに直接塗るのは
まずかったようです。
塗装が綺麗に乗ってくれないのです。
下地に白のラッカーでも塗っておけば
よかったかも。
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浅瀬で川底が見える所は、ガッシュを
薄めて塗っています。
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渓流の奥に入る所ですが、緑系から青系
に変えていっています。
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渓流の3センチの勾配をどうするか。
水の素は水平に液を保とうとするので、
上から勾配に流しても、下にたまるだけです。
そこで、水平の川と渓流の上段部分を先に
固めます。
間の勾配部分は、レイアウトを勾配に合わせて
斜めにし、水の素を流そうと思っています。
どうなるやら。
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水の表現には、リアリスティックウォーターを
使用します。
他にも水の素には色々種類があります。
以前モジュールでよく使っていた、グロスポリ
マーメディムは乾燥後の表面が柔らかい。
モデリングウォーターは、硬化時間は短い
のですがこの広さには不適切。
デプコンやディープウォーターのような2液
混合タイプは、透明度が高く色付けもできる
ようなのですが、めんどくさそうな感じです
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本当は使ったことの無い水の素を使用した
かったのですが、勇気が出ませんでした。
その前に渓流の勾配の手前には、木工
ボンドでダムを作ります。
ダムを作らないと、勾配部分でみんな流れ
落ちてしまいます。
乾燥すると透明になるので、目立たないと
思います。
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リアリステックウォーターですが、まず川の
方から、ゆっくり静かに流し込んでいきます。
2回投入でで3mm厚をめざします。
以前は隙間から流れ落ちてしまったり小石の
下に潜りこんで消えてしまったりしました。
同じことが起きないように、目止めをしっかり
したつもりです。
完全な硬化には24時間必要です
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レイアウトの手前を持ち上げて、リアリステッ
クウォーターを流し込ん行きます。
刷毛で導いてすべてに行き渡るようにします。
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2回目投入。
丸い橋脚の土台は厚さ4mmなので、2回目
の流し込みで2.5mmぐらいですか。
あと1回、軽く流し込みたいです。
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3回目投入!
丸い橋脚の土台が少ししか見えていないので
深さは3mm以上あるようです。
たまチャンも喜んでいます
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奥のカーテンまで写り込んでいます。
綺麗なので、本当は波を作りたくないです
けどね。
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白波表現に、ジェルメディウムを使います。
強い光沢と接着力を持った盛りあげ用の
メディウムです。
乾燥すると、艶のある透明になります。
小さいサイズは安価で手にはいります。
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橋脚に当たる波は、ナイフを下からすくい上げる
ようにして盛りつけました。
後ろの波は余韻です。
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勾配のある急流の箇所は、全体に盛り付け
ます。
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100均で買った、棒の先端にスポンジが
付いた物を使用しました。
スポンジで叩いていきますが、一方向では
なく、向きも変えて叩きますと実感的になり
ます。
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右の茶色の岩には、小さな滝が復活して
います。
単調にならないように、岩の配置とかを考
えた結果、実感的になりました。
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川との合流地点から見た所です。
良い感じじゃないですか。
ここからだと、奥が高いのが良く
わかりますね。
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主役の鉄橋です。
作業の時は邪魔なので、壁際のフックに
引っかけていましたが、ついに固定する
日がやってきました。
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角のコーナーの築堤の下に
国道を作りました。
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