HO津留花芽高原鉄道
手持ちのHO車両たちの最急可能カーブを測った所、
全車が半径160mmのカーブを走行できる事が分かったので、
ポイントを2本使用したプランを考えました。
サイズは定尺サイズ(1.8mx0.9m)のわずか1/6!。
HOを走らせるにはすごく広い場所がいる・・・っていう常識を覆えさせたかったですし、
これはこれで充分楽しいレイアウトです。
平面に線路だけ敷いたものではすぐ飽きると思い、高い位置にある牧場を中心に
両側に駅を設置しました。
築堤と2段の畑で高低差も表現しましたが、
駅舎のある駅に向かう線路を2センチ下げた以外の線路は、
すべて平面で勾配は付けていません。600mmx450mm。
沿線風景
駅はスイッチバック の設定で、2センチ 掘り下げています。
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駅前に咲く菜の花の横をプリルが通過。 |
サンフランシスコのケ-ブルカーが通過。 |
キハ10が貨物列車の通過待ちをしております。 |
牧場横の牛舎周りで、皆作業中。 |
Bタンクが引くミキスト。車は懐かしいフェラーリミウラ。 |
牛舎の裏手では色とりどりの花が咲いています。 |
楽しみを増やすアイテムとして 1か所にアンカプラーを設置しています。 ここで開放し、機関車だけ一周まわって 後ろに連結して逆回りさせることができます。
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踏切で貨物の通過待ち。 |
津留高原駅は、ファーラーの小型駅を組立。 駅名票はエクセルで作って縮小印刷。 |
製作過程
600mmx450mmのコルクボードの上に、30mm厚のスチレンボードと5mm厚の合板で
切りだしたベースを乗せます。
築堤や畑や高低差を付ける所をマークして、スチレンボードを確認しながら切り出し、
再度べースを乗せます。
線路は、ピィコのHO用100番フレキシブルレールを使用しますが、160Rという急曲線ですので、
取付けは厄介です。
まずレールを引っこ抜いて、曲線の内側になる枕木の繋がっている部分を切り取り、
ベースのマークに合わせて固定します。
次にレールに曲げぐせを付けて行きます。
じっくり時間をかけて少しずつ曲げていきます。
力を入れすぎると曲げすぎて、後々脱線の原因になります。
次にレールを通していくのですが、レールの先を少し内側に曲げ、やすりで削っておくと、
面白いようにレールが入っていきます
曲線とポイントをスムーズに接続出来たら、フィーダーを半田付けして、線を裏に通しておきます。
ポイントは、ピィコの小型ポイントとYポイントです。動作は「神の手」を使います。
全方位レイアウトでくるくる回したいので、テレビ台の回転部分を取り付けています。
今は100均ショップでも回転台が普通に販売してます。
スタイロフォームで地形を作って行きます。
中心になる牧場や駅舎、道路等を仮置きして、出来上がりの情景をイメージしながら、
小山や切通しなどの地形をスタイロフ ォームで作っていきます。
道床となるベースとレールを赤茶色に塗装します。
線路にバラストを撒き、希釈した木工ボンド水で固着します。
石膏で作った岩盤を適当な所に貼り付け、地表は紙粘土で形作っていきます。
牧場の回りは石垣で囲います。
私の地表の着色方法ですが、アクリル絵の具を10倍以上の水で薄めたものを4~5色用意します。
太めの筆にたっぷり含ませて高い所から流すように塗って行きます。
色んな色が混ざって良い感じになります。
何種類かのカラーパウダーとターフを適当に撒いていきます。
徐々に緑の部分が増えて、レイアウトが活き活きしてきます。
この辺が一番楽しい所です。
雑草や繁みの所は、フォーリッジやライケンを固着していきました。
別に作っておいたストラクチャーや小物を接着していきます。
牧場の柵は、0.5mm幅のバルサ材で作りました。
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