N富林電軌 (路面電車)
設定
目指したのは、全方向から眺められる路面レイアウトです。
通常は回転台の上に置いて、気分によってくるくる回せば、
様々な風景の中を走る路面電車の姿を楽しめる訳です。
製作の条件としては、複線である事、外周の曲線を120Rにし、
内周線は変化を求 めて中央に突っ込んでクロスで結んでみました。
サイズは600mmx450mm、定尺の1/6とどこでも楽しめるサイズです。
ベースは5,5mm合板で、線路は強度面を考えて直線区間とクロスにKATOユニトラックを、
これらを結ぶ曲線区間にはフレキシブルレールを使用しています。
沿線風景
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芝生軌道から道路に入る5連接の
グリーンムーバー
このレイアウトには長すぎたので、
3連接に短縮しました。
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ドイツ風レストランの前のくみの木電停に
到着する、 土佐電ノバ号。
とても愛嬌のある顔です。
同じ塗装の車両は、岡山電軌でも走って
いました。
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外回り線の電停に到着するノバ号と、
出くわすゆず庵号。
2両とも塗装に大変 苦労した記憶があります。
地面のラインは画材店で購入した
1mm~4mmの白と黄色を使用しました
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芝生軌道を走行中のゆず庵号。
芝生は、津川洋行の芝生シートを使用しま
したが、線路内は車輪に干渉しないように
レールから1mm離して貼り付けました。
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平面交差では少しでも先に入った車両が
当然先にいきますが、遅れた車両は
相手の横っ腹に頭をつけたまま
通過を待っています。
何とも言えないおもしろい光景です。
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内回り線は単車専用です。
都電6000形が、軒先をぎりぎりで
通過できるように建物を配置しています。
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芝生軌道の電停に隣接しているコンビニは、
縦に半分に切って、狭いスペースに
対応しています。
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センターポールはKATOの架線柱を
改造したもので、のちに100均で見つけた
ビーズをランプに見たてて取り付けています。
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紙面掲載
Nマガジン43号に掲載して頂きました。
JAM大阪出展
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3mm厚のアクリル板で、カバーを自作しました。
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2006年のJAM大阪 に他のミニレイアウト
と共に出展しました。
当時から路面モジューで有名だった
上野夫妻とお話ができて大変嬉しかったです。
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路面の車両たち
ドイツハノーバー市電 |
名鉄510形急行色
名鉄510形スカーレット色 |
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塗装を変更しました |
何かレトロな感じがとても良いです。 |
都電6000形 |
函館市電1000形 |
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路面レイアウトを作るきっかけになった
車両です。
トコトコ走る姿に癒されます。
金太郎塗装と標準色
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旧都電7000形
Z形パンタが珍しい |
都電7000形 |
土佐電600形
ゆず庵どら猫色 |
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6000形の後継者?
顔つきがきりっと男前
金太郎塗装と標準色 |
車体を黄色に塗装しマジックで
顔と車体の模様を描きました
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江ノ電100形 |
土佐電600形
英会話のノバ色 |
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塗装は3色
塗り替えが中々大変でした。 |
東急デハ80形 |
富山ライトレール |
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広電5000形
グリーンムーバー |
岡山momo |
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5連接を3連接にして編成は塗装変更 |
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伊予鉄2000形 |
土佐電100形フリー |
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東急300形の足回りを改造して、
連接ではない車両を自作
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足回りに東急300形を使う為、
3連接の100形を2連接にして車体
を自作。
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東急300形フリー |
鹿児島市電1000形 |
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ノーマルではオーバ-ハングが長いので
前ドア部を切り取り車体を短縮。
赤と紫の2編成。
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トラムウェイのグリーンムーバーの
足回りを短縮して車体を自作
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ちょっとパンタグラフが前すぎて変ですが
これはこれでお茶目です。
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車両を裏返しにすると
同じ下回りという事がよくわかります。
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上が、短縮した東急300形
下2両が、連接部を改造して
単車になった伊予鉄
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自作車は、屋根上も凝りました。 |
南海電鉄バス |
東急たまでん ウエストぺこちゃん |
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バスコレで南海のバスが
全然発売されないので、
白ボディに模様を塗装して、
文字類はシールを自作しました。
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めちゃ欲しくて小遣い全部はたいて買
いましたが、たしか3万ぐらいしました。
真ん中の1軸だけベルト駆動で、
カーブは厳しかった。一度ポチに売り
にいったら、2500円といわれたので
断りました。理由は、走行が快調じゃ
ないって。鉄製の上に1軸駆動やぞ、
価値がわからん販売員に腹が立ちました。。
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当時RMモデルス誌で路面特集があり、
付録で最新LRVのHOサイズの形紙が
印刷されていました。
それを53%でNゲージサイズにコピーし、
ラミネートしたものを組み立てて
車体にしました。
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製作過程 |
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製作当時は、路面用パーツやトラムレール
は出ていなかったので、思案しました。
最初に作ったベースは、石畳みがはがれ
てきたので、一旦すべての石畳みをはがして
リニュアルしました。
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製作の条件としては複線である事、外
周の曲線を120Rにし、内周線は変
化を求 めて中央に突っ込んでクロスで
結んでみました。内周線は単車専用で
で80R、外周線と内周線を結ぶ所は
100Rです。
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ベースは5.5mm合板で、線路は強度面を考え
て直線区間とクロスにKATOユニトラックを、
これらを結ぶ曲線区間にはフレキシブルレール
を使用しています。
線路部分を除いた全面にスチレンボードを貼り
芝生軌道には、津川洋行の芝生シートを使用。
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線路をトレーシングペーパーで写し
とり、それをもとに1mm厚のグレイ
の塩ビ板を切り取って表面に貼り付け
ました。
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石畳は、RMモデルス誌の路面特集付録の
石畳をコピーしたもので、内周はグリーンマッ
クスの路面軌道を緑にカラーコピーしたもので、
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なんとこのレイアウトの石畳は、すべ
て 「紙」です!!メリットは、貼りや
すい、はがしやすいという事でしょうか。
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石畳みを貼り終えた所です。 |
ラインを引き、歩道と角地のベースの
取り付け。電柱や標識をまず取付け
ました。
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後はストラクチャーを並べ、センター
ポールを取り付けます。
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最後は、横断歩道や安全地帯等の
道路標示。
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