新河内電気機関車区 NEW!

 

Nゲージで電気機関車区を製作しました。

 

電機機関車にはあまり興味は無かった

のですが、好きな客車編成を牽引して

くれるので、展示スペースを作ってやろう

と思ったのが、きっかけでした。

 

画像は京阪電鉄の検修庫内のピットと

屋根上点検台です。

こういう光景、検修庫の内部をメインに

製作したかったのです。

その為には、トミックスやグリーンマックス

の車庫ではなく、甲府モデルの検修庫を

使用して内部を表現したかったのです。

 

保線区の線路や、詰所などを敷地内に

盛り込むと、サイズはA3サイズより1回り

大きい450mmx350mmになりました。

 

情景  

左の建物は車両工場というキット名

ですが、ここでは台車の検査庫です。

3番線は自動洗浄機完備の洗浄線です。

 

検修庫には、EF510北斗星色と

EF210が入線し、只今屋根上機器と

パンタの点検中です。

通常の仕業点検も行います。

5番線ではリフティングジャッキで車体

を持ち上げ台車の点検を行っています。

台車検査庫は吹き抜け構造で、天井

走行クレーンが完備されています。

吊り下げられたEF66です。

夕暮れになると建物の照明が鮮明に

なり、車体もはっきり見えてきます。

自動洗浄機で洗浄中のEF65です。

詰所の1階は機関車乗務員の詰所に

なっており、乗務が終わった人とこれから

乗務する人の入れ替わりが見られます。

台車検査庫の横に、保線区の詰所と

引き込み線があり、保線用ディーゼル

車が停車中です。

製作過程 検修庫  

甲府モデルの検修庫と車両工場の

ペーパーキットです。

両方だと価格が張るのですが、車両

1編成買うより価値があると思います。

詳しい説明文と番号入りのイラスト

が付いているのですが、部品には

番号が付いていないので、事前の

確認が重要です。

まずは建物の基礎部分の組立です。

部品の組み上げには、タミヤのクラフト

ボンドを使用。

広い面にはスプレーのりを使います。

基礎の部分ですが、床板との垂直を確認

しながら縦桟を貼り付けました。

その上に線路上面と面一になる床材

を貼り付けます。

取り付け穴を隠す床材の上に塗装を

する必要があるのですが、代りに色

画用紙をスプレーのりで貼りました。

線路を差し込んで機関車を置いてみ

ました。

トミックスストラクチャーのおまけで

付いていた警戒色のテープを貼りま

した。

屋根上点検台の製作に移ります。

がっしりした骨組みを青味かかった

グレーに塗装しました。

足場?はベージュで塗装。

こちらはぺらぺらですので、骨組み

と組み合わせる必要があります。

骨組みと足場を合わせた感じ。

色を変えた効果がでています。

階段の穴を、ガイド(付属している)に

合わせてカットしました。

手摺りもペラペラの1枚の紙なので、

大丈夫?って感じですが、警戒色で

塗装しました。

3か所とも手摺の取付け完了しました。

手摺は、塗装とボンドでしっかりしてい

ます。

屋根上点検台を天井から吊る部品

ですが、細かいです。

指定か所に取り付けます。

真ん中を持ち上げて、吊り下げ部品を

建物の枠に接着していきます。

中央の点検台は固定で来ました。

次にサイド2箇所の点検台を固定します。

建物枠から張り出している点検台受けの

出っ張りと点検台の裏の穴を固定します。

 

3本の点検台を固定しました。乾燥したら

しっかりしています。

検修庫の中を画像でみると、色んなものが

設置してあります。

とりあえず使えそうなものをキットの余り

パーツや床下機器などを集めてみました。

未塗装なものは、色別に集めて塗装。

適当に何かおいていたら雰囲気がでます。

階段のスペースを避けて固定します。

建物枠を土台に固定しました。

3本の点検台の間から見える設備品

達が良い感じです。

階段はグリーンマックスの歩道橋の

手摺りと階段の部品を使用します。

説明書では、7段目カットでぴったりとの

事です。

階段を取付けたところです。

壁は、先に塗装して骨組みと貼り合わせ

ます。あえて色を変えています。

骨組みの外側に壁を貼り付けました。

こちら側の壁と屋根は固定していません

が検修庫は完成です。

屋根上点検台や設備などを色んな

角度から眺められるので楽しいです。

目線を合わせると、中にいるみたい

なリアル感です。

製作過程 車両工場

 

車両工場に取り掛かります。

基本的には7検修庫と変わりないと

思います。

 

車輌工場は、間違ってトミックス使用

を注文してしまったので、工場内は

トミックスの線路を使いKATOの接続

線路を繋ぎます。

検修庫と同じく、色紙を貼って、警戒色

のテープを貼りました。

 

リフティングジャッキがおまけで付いて

いましたので、切り抜く前に緑を吹き

ました。

4基組立てましたが、部品が細かすぎて

2回部品を飛ばして大さがししました。

車体を持ち上げてみました。

組み立てる前に切り抜いた壁や骨組み

を塗装しました。

壁と屋根の骨組みです。

天井走行クレーンを赤系で塗装しました。

厚みが1mmもないので、凸凹は指で

押し込んだ後、ペンチで慎重に押し込み

ます。

全部品です。

固定せず楽しむつもりです。

入口の壁は、検修庫と違って補強されて

います。

建物枠を固定しました。

建物枠を2本の縦桟補強。

屋根を取付けた所ですが、屋根1つは

取り外し式にします。

中から見た壁と天井ですが、壁と

骨組みの色を変えたので、芸術的

な感じに見えます。

天井走行クレーンを置いて、EF66を

吊ってみた所です。

固定しなければ、任意の所で好きな

車両を吊り下げられます。

結構高くまで持ち上げられています。

南海電車まつりで見かけた、パンタグラフ

を載せたトロッコが何台もありました。

バルサ材で棚を作ってみました。

土台は合板で製作sgひようと思いました

が10mm厚のスチロール板に変更しま

した。

軽いし、組みたてたら結構しっかり

しています。

<

アマゾンで購入したLEDテープが

届きました。

長さ5mでLEDが300連です。

それが2000円もしないんです。

5cm毎にカット出来ますので

超リーズナブルです。

DCに繋ぐと結構明るいですよ。

15cmで9個のLEDです。

検修庫の梁には切り欠きがあり、

LEDなどを仕込む事は出来るのですが

当初は照明なしのつもりだったので

奥の屋根を固定してしまいました。

おかげでLEDテープを切り欠けに

セットするのも、コードを引き回す

のにも時間がかかりました。

その上、コードが丸見えで不細工です。

手前の屋根と壁は取り外しできるように

していますが、屋根を固定している奥は

やはり暗いです。

LEDを付けると奥なのにめちゃ明るい!

LEDってすごいな。

検修庫で使ったLEDにはコードが付いて

いましたが、残りは切りっぱなしのテープ

にコードをつける必要があります。

表面は、防水の為にシリコン樹脂で覆わ

れていますので表面の樹脂を切り取って

接点部分を露出させます。

コネクターをLEDテープと一緒に

購入しました。接点を露出させて

プラスマイナスの向きが合うように

差し込みました。

コネクターの蓋を閉めて出来上がり。

引っ張ったら接触不良がおこるので、

ハンダ付けがベストでしょうね。

15cm9LEDは、とても明るいです。

車両工場の屋根の切り欠きにLED

テープを貼りました。

車両工場を両面テープで土台に固定。

建物の線路を固定しました。

 

スチロール板で通路を作りました。

発売から30年以上たっている、近代型

詰所。

まずは塗装しました。

接着材は、タミヤの速攻流し込み用。

警戒色のラインや安全第一の文字も

貼り付けて完成です。

LEDテープを5cm、3LEDでカットして

コネクターを取付けて点火確認。

照明点火の確認。
通路を塗装しました。 通路と近代型詰所が繋がりました。

通路の黄色の警戒色のラインは、ホーム

用のシールを使用しました。

通路にラインを入れて固定しました。

3番線は洗浄ラインですので、GMの

車両洗浄機と洗浄台を購入しました。

洗浄機を組立て配管の塗装もしま

した。

洗浄ラインはピット線路を使います。

実際はどうか知らないですが、余って

いるので。

 

点検用のはしごを取付けた洗浄機を

固定しました。

洗浄台の手摺と前面を警戒色にして

固定しました。

線路はKATOなのですが、トミックスの

架線柱が良く出来ているのでこちらを

使います。

支柱はコンクリートタイプと鉄骨タイプ

が選択できて各6本ずつのセットです。

トラスビームがジョイント構造になって

いて、

間に島式ホームが入った複線は線路間

55,5mmになりますので、18,5mm

のトラスビームを間にはめ込みます。

他にも9mmや37mmのトラスビーム

がセットになっていますので、3複線や

複々線等にも対応できます。

4,5番線はトミックス仕様なので線路幅

は55,5mmでばっちりです。

1,2番線は、KATO仕様なので線路幅は

49,5mmですが、架線の幅は46,5

mmで3mmずれます。

真正面から見ないとあまりわかりません。

バラスト散布の為、線路脇の地面を

3mmかさ上げします。

架線柱の固定部分を切り抜いて

かさ上げ部分をグレーに塗装します。

KATOの側溝キットです。

洗浄台横に側溝の溜ますを貼りつけ

そこから分岐します。

側溝の敷き回しが完了しました。

線路の塗装を忘れていたので、筆で

レッドブラウンに塗装しました。

バラストを撒きます。

3倍程度の木工ボンド水溶液を作って

おき、スポイドで丁寧に注入しました。

全部撒きました。

乾いたら、バラストで埋まった枕木を

カッターで堀り起こしていきます。

カッターで堀起こした後です。

結構時間がかかりました。

照明の配線を裏側で行い、ワニ口

クリップを外に出しました。

部屋の電灯を消してみて、半分くらいの

明るさにした所です。

100%の明るさですが、建物の中が

明るくなればなる程、電留線は暗く

なりますね。

実際の電留線には照明があるので

しょうか。

グリーンマックスの乗務員詰所が手に

入ったので塗装して組み立てました。

固定してLEDの点火確認を行いました。

保線区詰所にします。

単線架線柱におまけに付いていた

変圧柱を組みたてて取付けました。

車両工場横に敷いた帆千区用の引き

込み線にバラストを撒きました。

通路と線路の間に警戒色に塗った

手摺りを取付けました。

津川洋行のサクを固定し、その前に

GMの継電箱、キュービクル、工具箱

を並べました。

 

GMの保線用デーゼル車を組み

立てました。

手前が塗装済キット、奥が未塗装

キットを塗装したものです。

最後に作業員を配置しましたが

一気にリアルさと活気が出てきました。

一人一人の気持ちや動きを考えて

配置してみましたが、結構楽しい

時間です。

近代型詰所の1階は、機関車乗務員

の詰所になっています。

乗務が終わった人とこれから乗務する

人との入れ替わり風景です。

耕な委を走行するフォークリフトには

運転手を乗せています。

車両工場の手前に壁面があると

クレーンの出し入れが難しいと思うの

ですが、固定しました。

手前の屋根だけが開口しているので

そこからクレーンをセットできるか試し

てみます。

クレーンの吊り下げ部分にEF66の

車体を通します。

クレーンを固定しない方が、楽しめる

と思います。

5番線に設置されたリフティングジャッキ

にEF81北斗星牽引機のボディを載せます。

台車を並べて作業員がいて、天井に

クレーンがあるリアル感がいいですね。

車両工場と検修庫に屋根を取付けた

所です。

ねぐらが出来て、機関車達は喜んで

くれているでしょうか。

改めて甲府モデルのキットを使って

良かった!

ここまで予想以上に工程が多く2か月

もかかってしまいましたが、想像してた

以上に出来たので、大変嬉しいです。

これからは、頻繁に車両の場所を入れ

替えて楽しみます。

毎日帰宅したら、検修庫の照明を点け、

ぼーと眺めるのが至福の時間となり

そうです。

 

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