南阿蘇 白川橋梁

次回作は本格的な橋を作りたいと考えていた所、南阿蘇鉄道の白川橋梁を見て、あまりの素晴らしい橋に感動し、何とか物にしたいと思いました。
ただ実物は全長160mもあるので、HOサイズで作るとなると橋だけで2mになりますので、ディフォルメが必要になります。
又、車に積み込む為には1400mm以内に収めるなければなりません。
両端に200mmづつ接続用の線路を設けると橋のサイズは1000mmになります。
イメージを崩さずよりHOサイズに近づいたディフォルメを考えた結果、長さが1/160、上下は1/130になりました。
両側に取り外せる。トンネルも製作しました。実物は樹木が生い茂っているのですが、橋が見えにくくなるのであえて、最小限度の緑にとどめました。
情景
 タルゴです。変な車両だと
おもっていましたが、走る
姿を見て大好きになりました、
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 ドイツの有名な電機クロコダイル
上半身が電機機関車で下半身
が蒸気機関車を想像する外見。
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 東野鉄道のキハ10です。
hatagさんの自作品ですが、
足回りを工夫されています。
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 アメリカの、旧客車編成。
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 キハ55準急色です。
下から見上げると、どうしても
こんな感じに映ってしまいます。
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 KATOのDD51、DCC仕様です。
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 アメリカの小型ディーゼル
機関車による貨物編成。
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![L10202401[1]](http://www.mokei-tetsudo.com/wordpress/wp-content/uploads/2016/04/L102024011-300x225.jpg) アルモデルの凸DL。好ましい
客貨混合編成です。
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 ドイツ国鉄の蒸気機関車。
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 狭い自室に持ってくると、身動きが
とれなくなりますが、何時間見てい
ても飽きません。
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橋の製作
 インターネットで橋梁の図
面を入手。長さが1mになる
ように、分割して 拡大コピー
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 線路が乗る橋桁の製作用
治具。ここが正確でないと
すべてが 狂ってしまいます。
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 まずは0.5mmのプラバンで製作した
基本の部品を寝かせ、その上に逆T
になるようプラバンを1枚ずつ接着
していきます。
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 その上にまたプラバンを寝かせて接着
していきます。
時間のかかる、しんどい作業
です。
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 橋の本体は、0.5mmの塩ビ板。
裏表に薄い保護紙がついている
ので、この紙に図面を書いてい
きます。
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 図面を書いたら切り抜いて
いくのですが、保護紙がめ
くれないようにマスキング
テープで留めておきます。
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 やっと切り抜きができまし
た。両側2枚ずつの計4枚。
仕事で疲れていても、毎夜
こつこつ作業しました。
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 実際は分割して切り抜いた
ので、サイドは12枚です。
強度を考えて、切断部分は
ずらしています。
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 1mm厚のプラバンを縦に
取り付けていくのですが、
隙間なくはまる様に、1枚
1枚微調整が必要です。
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 上弦材と下弦材には5mm
角のプラ棒を補強として
取り付けています。
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 接着は、タミヤの流し込む
タイプを使用。
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 斜めの材料はまとめてカット。
橋桁に接着します。
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 どうにか本体ができました。
完成が見えてきました。
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 片面を接着後、隅に三角の
パーツを接着します。細かい
作業です。
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 さらに補強の為に、帯を寝かせて
3面に接着します。
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 両面と橋桁が10度の角度
で広がるように、両面の間に
横桁を接着。現物合わせです。
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 補強の為に、Xに組んだ桁
を接着していきます。
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 下弦材に横桁材を取り付けて
いきます。
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 重さは線路なしの単体で
360g。元はペラペラの
プラバンとは思えない位
頑丈です。
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土台の製作
 長さ1400mm、高さ450mm
幅300mm。5mm厚の合板で
製作。頼りなさげですが、担い
で2階からおろすので限界です。
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 線路施設予定場所に、コルク
道床を取り付けた。
ここは、取り外し式のトンネル
予定地。
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 線路までの高さは450mm。
実物換算で36m。ビル10階
の高さです。眼下の白川は
斜めに横切るので、橋の足
場も斜めにしてして固定。
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 足場を中心に、スチロールを
適当に貼り付けていきます。
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 スチロールに合わせて、スタ
イロフォームを整形して取り
付ける。隙間をどんどん
埋めていきます。
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 上方まで貼っていきます。
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 橋が乗る所の高さ調整をし
ておきます
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 ロックモード(ゴム製)にプラ
スターを流し込んで。岩を製
作。
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 岩やコルクブロックを貼り
つけていきます。
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 スタイロフォームの切れ端
を適当に貼り付け、でこぼこ
を表現。
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 適当な大きさに切って、水
に浸したプラスタークロスを
貼り付けていき、表面を覆い
ます。
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 モジュール本体の脚もは、
先に製作しておきます。
基本は床から線路まで
940mmです。
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 モジュール本体をこの時点で
濃い緑に塗装しておきます。
水性のアクリル塗料が塗り
やすいです。
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 石積崖を取り付けます。
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 違和感の無いように、取り
外し式のトンネルも一体に
して作業をしていきます。
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 プラスタークロスと紙粘土
を併用して地面をつくり。
最後は水で柔らかい間の
プラスターをはけで塗り
地面を仕上げていきます。
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 カラーパウダーやターフ
を適当に散布し、木工ボ
ンド水溶液で固着します。
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 第一弾の散布で、いい感じ
になってきました。
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 実物の白川橋梁の回りは
樹木が生い茂っているの
ですが、橋が見えにくくな
るので、緑は最小限に留め
たいと思います。
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 取り外しの出来るトンネルも
一体でのシーナリー作業。
運転会でのダイヤ運転で
トンネルがあると、見通し
が悪いので外します。
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 最後に渓流の製作を行い
ます。数種類の石を配置を
考えながら並べ木工ボンド
水溶液で固着します
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 川底を淡い色で塗装してお
きます。
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 グロスポリマーメディウム
を筆で置くように流して行
きます。24時間後が楽し
みです。
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 24時間後。完成です。
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 これは大変重宝しています、100均で買った
プランターの底に敷くやつですが、カットする
場所によって、色んなサイズの手摺になります。
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 手摺を塗装して取り付けた所。
補強の為、根元に5mm幅の帯で
押さえている。
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 ピィコのフレキシブルレ
ールの100番を使用。
途中3箇所カットして
隙間を開けています。
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 魚眼レンズで撮影。高低差が強調
されています。
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