フルスクラッチで製作した、南阿蘇白川橋梁
投稿日時2021年 8月 27日
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HNモジュールクラブで、インパクトのある
モジュールを製作したいと思っていた所、
南阿蘇鉄道の白川橋梁を見て、あまりの
素晴らしさに感動し製作を決意しました。
しかし実物の長さは160m、それを1mに
デフォルメする事にしました。
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インターネットで、白川橋梁の改修工事の
図面を入手し、長さが1mになるように分割
して拡大コピーしました。
それを図面に起こしました。
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橋の本体は、0.5mmの塩ビ板です。
図面から切り出しました。
片面で4枚分必要です。
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1mm厚のプラバンを縦に取り付けていく
のですが、隙間なくはまるように1枚1枚
微調整をして接着していきます。
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縦桟を1面に取り付けたら、次は二面目をエに
なる様に寝かせて接着していきます。
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上弦材と下弦材には、5mm角のプラ棒を
補強として取付けています。
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こちらは線路が乗る所の部分の製作です。
まずは2枚の板を90度で貼りつけ、ケガキ
をして橋桁の製作用の治具を用意しました。
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まずは0.5mmの基本の部品を寝かせ、そ
の上から縦横縦横とエ形を2段に接着して
いきます。
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ようやく本体ができました。
接着には、すべて流し込み速攻タイプを使用
しています。
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両面と橋桁が10度の角度で広がるように
接着し、両面の間に横桁を接着していきま
したが、完全に現物合わせです。
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台枠に乗せてみた所です。
重さは線路なしの単体で360gでした。
元がペラペラのプラバンとは絶対に思えない
程頑丈です。
眼下の白川は斜めに横切るので橋の足場
も斜めにして固定しました。
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線路から水面までの高さは450mmです。
実物換算で36m、ビル10階の高さです。
両端は取り外し式のトンネルとなっています。
白川橋梁は、毎日のように少しずつ作業して
約3か月かかりましたし、もう二度とこんな
しんどい思いをしたくないと思いました。
しかし逆にはまってしまいました。
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